Gallery of Pastel Art by Junko T.
2020年8月より、京都のギャラリーCasieさまにパステルアート作品をお預けしております。(作家名Junko T.)
それらを中心に、パステルアート作品の一部を掲載いたします。
ごゆっくり温かいパステルの世界をお楽しみくださいませ。
「夕暮れ~京都国立博物館にて」
Casieさまにお預けした第一作目の作品です。
京都の国立博物館で素晴らしい
展示品の数々を見て、外に出たとき、美しい夕焼け空に出会いました。
人が創るものの素晴らしさ、
神が創られたものの素晴らしさ、
どちらにも感動した思いをこめて
描きました。
*Casie様を通して
お買い上げいただきました。
感謝します!
「花車」
私は京都の西陣の近くで生まれそだちました。
近所には手描き京友禅工房が点在していました。
私は物心ついたころから、お隣の工房にお邪魔しては、絹布に美しい色が挿されていくのを、飽きもせず眺めていました。
それが私のアートの原点になっていると思います。
京友禅の美しさ華やかさを思い、描いた作品です。
「サントリーニの昼下がり」
パステル教室の生徒さんが、ギリシャのサントリーニ島に旅行されたときに、撮られた写真を送っていただき、青と白の美しい世界に魅了されました。いつか訪れてみたい!と思いつつ描きました。
「静かな海」
私の母の実家は海の近くにありました。
小さい頃、夏休みになるといつも
おばあちゃんのうちに泊まりに行って、毎日、海辺に出かけて遊んでいました。
何も考えずに、遊びほうけいた
あの懐かしい頃を思い返しながら
描いた一枚です。
「雨の日のゆり」
2020年は世界的なコロナ感染拡大という歴史に残る年になりました。
そんな中、友人のお母様や奥様が亡くなられ、最期の時にも家族は近くにおられないという過酷な現実を聞きました。
キリスト教では復活のしるしである
ゆりの花。
亡くなられた方の永久の平安と
ご家族の慰めを祈りつつ
この絵をお預けしました。
「静まりの時」
私にしては珍しく青一色で描きました。
青は気持ちを鎮静させ、
自分の内面へと深く内省をうながしてくれる色です。
心が落ち着かない昨今、
周りのあれこれに心まどうことなく
自分の軸を見つけられるようにと
思いながら描きました。